eco検定

<span style="font-weight:bold;">岐阜市椿洞(つばきぼら)不法投棄事案</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 1988(昭和63)年から16年間にわたり行われた不法投棄事案です。2004年3月、岐阜市椿洞において、廃棄物処理業者による75万立方メートル以上に及ぶ木くず、コンクリートがら…

<span style="font-weight:bold;">青森・岩手県境不法投棄事案</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 青森県と岩手県の県境にまたがる国内最大規模の産業廃棄物不法投棄事案です。1999(平成11)年11月、青森・岩手両県警の合同捜査本部が強制捜査に着手し発覚しました。不法投棄され…

<span style="font-weight:bold;">豊島(てしま)不法投棄事案</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 悪質な廃棄物処理業者により、1975(昭和50)年から1990(平成2)年にかけて、シュレッダーダストや廃油、汚泥などの産業廃棄物を大量に事業場に搬入して投棄・野焼きされた不法…

<span style="font-weight:bold;">産業廃棄物の不法投棄の実態</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 廃棄物は、廃棄物処理法に定める適正な方法によって処理しなければなりません。ところが、処理費用の負担軽減などの利己的な理由により適正な処理をせずに、山林や原野に勝手に捨てる不法投…

<span style="font-weight:bold;">廃棄物の排出量の現状</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 環境省の資料によると、一般廃棄物の2006(平成18)年度の総排出量は5,204万トン(対前年度比1.3%減)です。再生利用量・リサイクル等が着実に増加していることから、最終処…

<span style="font-weight:bold;">廃棄物にはどのようなものがあるか</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 「廃棄物処理法」では、「廃棄物」とは、ごみ、粗大ゴミ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、廃酸、廃アルカリ、動物の死体その他汚物または不要物であって、固形状または液状のもの(ただし、放…

<span style="font-weight:bold;">悪臭に関する苦情の発生状況</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 2007(平成19)年度の悪臭苦情の件数は17,533件で、4年連続で減少しました。都道府県別では、東京都、愛知県、埼玉県、神奈川県、大阪府の順となっており、上位5都府県で全国…

振動に関する苦情の発生状況

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 2007(平成19)年度の振動苦情の件数は3,384件で、前年に比べ231件、約6.4%の現象となっています。都道府県別では、騒音と同様に都市圏に苦情が集中しています。東京都が…

<span style="font-weight:bold;">騒音に関する苦情の発生状況</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 環境省調査によると。2007(平成19)年度の騒音苦情の件数は16,434件で、前年に比べ758件減少しています。都道府県別で見ると、やはり都市部での苦情件数が多くなっています…

<span style="font-weight:bold;">都市化にともなう環境問題</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 都市化における環境問題は、すでに18世紀ごろのロンドンで発生していました。特に、食品廃棄物や排泄物などの廃棄物による汚染や石炭暖房による大気汚染が進行し、19世紀にかけて深刻な…

<span style="font-weight:bold;">土壌汚染とその対策</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 土壌汚染の特徴は、水や大気と比べて移動性が低く土壌中の化学物質も拡散・希釈されにくいことから、いったん汚染されると長期にわたり汚染状態が継続し、放置すれば人の健康に影響を及ぼし…

<span style="font-weight:bold;">水質汚濁とその対策</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 水質汚濁とは、河川・湖沼・海洋などの水質が、自然現象や人間活動、つまり工場、事業場からの排水や家庭からの生活排水によって汚染されることをいいます。水質汚濁は、直接または間接的に…

<span style="font-weight:bold;">大気汚染とその対策</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 大気汚染物質の発生源には、火山の噴火など自然に発生する自然発生源と人間の社会活動にともなって発生する人為的発生源があります。人為的発生源には、工場などの固定発生源、自動車、航空…

<span style="font-weight:bold;">公害問題から地球環境問題へ</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 日本で公害問題に対する対策が強化されつつある一方、世界各地で環境に影響を与える事故や環境被害が発生しました。1972年、ローマクラブが発表した「成長の限界」と「国連人間環境会議…

<span style="font-weight:bold;">「公害国会」そして「環境庁」による公害対策強化</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 日本各地に発生した公害問題に対して、国は1967(昭和42)年に「公害対策基本法」を制定しました。また、1970(昭和45)年末の臨時国会は「公害国会」と呼ばれ、公害関連法令の…

<span style="font-weight:bold;">高度経済成長時代の公害問題</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 戦後の重化学工業化が急激に進んだ高度経済成長期(昭和30〜40年代)には、産業公害が社会問題となりました。特に、「四大公害病」は、対策実施の遅れや規制法令の未整備のため、地域住…

<span style="font-weight:bold;">日本の公害問題の始まり</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 日本の公害問題は、明治時代に栃木県渡瀬川流域で発生した足尾銅山鉱毒事件が原点と言われています。 1890(明治23)年ころから、渡瀬川上流の鉱山で生じる鉱さい(銅を精製するさいに…

<span style="font-weight:bold;">典型7公害</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 産業革命以降の産業の発展にともなって、事業活動や人間活動の拡大により人間の生命・健康・安全や地域自然環境に被害を及ぼす公害問題が発生しました。「典型7公害」といわれ、大気汚染、…

<span style="font-weight:bold;">エコロジカル・フットプリント</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 エコロジカル・フットプリントとは、人間活動が地球環境に与えている負荷を計る指標です。通常は、人間一人が持続可能な生活を維持するために必要となる食料生産などに使われる土地および水…

<span style="font-weight:bold;">IPCC第4次報告書</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第4次報告書によれば、世界の平均地上気温は、1906年から2005年の100年間に0.74℃上昇しています。地球温暖化により、地球の最適バ…

<span style="font-weight:bold;">2050年には世界人口90億人突破</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 図表2ー14のように、第二次世界大戦終了後の1950年からは急激な人口増加となりました。1960年から2000年にかけては、ほんの40年間で人口が2倍になっています。 特に、途上…

<span style="font-weight:bold;">生物と二酸化炭素(炭素循環)</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 地球上の炭素は、生物体内や大気、海洋に炭素化合物として存在し、それぞれの間で相互に移動・変換・貯蔵を繰り返しながら循環しており、この「炭素循環」の収支は、地球温暖化を考えるうえ…

<span style="font-weight:bold;">ミレニアム生態系評価</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 国連アナン事務総長(当時)の呼びかけを契機に、UNEPを事務局に世界各国の2,000人を越す科学者が参加し、2001年から5年間かけて実施された。次の結果がまとめられている。 過…

<span style="font-weight:bold;">生物濃縮</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 1962年、アメリカの科学者レイチェル・カーソンは、「沈黙の春(サイレント・スプリング)」を著し、農薬による環境汚染を厳しく指摘しました。環境中に放出された化学物質はごく微量で…

<span style="font-weight:bold;">生態系ピラミッド−食物連鎖の構造</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 食物連鎖の中では、食べられる側は食べる側より数多く生息しています。餌を食べつくせば食べる側も飢え死にすることになりますが、ここでも微妙なバランスが働いています。植物連鎖の生物量…

<span style="font-weight:bold;">食物連鎖</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 生物の餌はすべて生物です。草を食べるシカ、シカを食べるライオン、ライオンの死骸はハゲタカに食べられ、最後には土壌生物によって分解され、再び植物によって利用されます。 このお互いに…

<span style="font-weight:bold;">森林の役割</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 光合成により二酸化炭素を吸収し、酸素を作り出す。 地上動物の生存・成長のために良好な環境を与える。 水を蓄え、土の流出を防ぐ。 木材資源を供給し、住宅や家具、紙の材料、燃料(バイオ…

<span style="font-weight:bold;">土壌の役割</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 土壌の役割は、まず植物に根を張らせ、水分と養分を吸収させ、また土壌の中に棲む動物や微生物の生存を支えることです。その他、土壌の役割をまとめると、次のようになります。 根を張らせ、…

<span style="font-weight:bold;">海・川、土壌、大気が協働して水循環を支える</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 川は、わたしたちの生活に重要な水資源を供給してくれます。飲料水や生活用水、農業用水、工業用水、また水力発電など、わたしたちは川とともに発展してきました。文明の発祥地が大河の流域…

<span style="font-weight:bold;">海の役割</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 地上生物に不可欠な淡水の供給源となる。 二酸化炭素を吸収・貯蔵する。 海洋生物の生存・成長の環境を与え、海洋資源を育成する。 海流などの循環によって、物質を移動させ、気候を安定化す…