eco検定

<span style="font-weight:bold;">外来種の進入</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 外来種の進入も、従来の野生生物に大きな影響を与えています。天敵がいない、在来生物が身を守る方策を知らない、大型で競争に強いといった外来種の進入で、それまでの食物連鎖のバランスが…

<span style="font-weight:bold;">生息環境の劣化</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 地球規模で現在進みつつある野生生物の減少は、前述のように大規模な開発・森林伐採による生息地の破壊、地球温暖化や化学物質などによる環境汚染など生息環境の劣化が原因と考えられ、さま…

<span style="font-weight:bold;">野生生物種減少の現状</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 国際自然保護連合のレッドリスト(2004年)によれば、世界で15,600種が絶滅危惧種とされ、未確認の生物まで含めればこの数倍にも達すると指摘しています。 特に深刻なのが、熱帯雨…

<span style="font-weight:bold;">かつてないスピードで生物種の絶滅がおこっている</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 約175万種の野生生物種が確認されていますが、実際に存在する種の数はまだよくわかっておらず、1,000〜3,000万種ともいわれ、最大で1億種以上との推計もあります。 現在、この…

<span style="font-weight:bold;">生物多様性とは</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 「生物多様性」とは、文字どおり地球上に存在する生命の多様さをいい、自然環境の豊かさを表しています。 現在、少なくとも1,000万種以上とされる膨大な生物の種は、太古、海中に誕生し…

<span style="font-weight:bold;">砂漠化に対する取り組み</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 1960〜1970年代にかけてアフリカで起こったサヘルの干ばつの惨状をきっかけに、1977年に「国際砂漠化防止会議」が開催され、国際的な砂漠化対策の取り組みが開始されました。 そ…

<span style="font-weight:bold;">砂漠化の影響は</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 食糧確保のために、過剰な耕作や放牧、生産が行われるのですが、そのことが砂漠化を進行させ、農地を減少させることで食糧不足を招くという悪循環が生じています。食糧不足や飢餓は、民族間…

<span style="font-weight:bold;">砂漠化の原因</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 砂漠化の原因は、地球規模での気候変動や干ばつなどの自然的要因がもちろんあるわけですが、近年、問題となっているのは人為的要因による砂漠化です。その背景には、森林破壊と同じように途…

<span style="font-weight:bold;">砂漠化の状況</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 砂漠化が急激に進行しているのは、アジア、アフリカ、南アメリカ、オーストラリアなどです。 1991年の国連環境計画(UNEP)の報告によると、砂漠化の影響を受けているのは約36億h…

<span style="font-weight:bold;">砂漠とは</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 砂漠化については、1994年の国連砂漠化対処条約(UNCCD)で、次のように定義されています。 「乾燥、半乾燥、乾燥半湿潤地域におけるさまざまな要素(気候変動および人間の活動を含…

<span style="font-weight:bold;">森林破壊への取り組み</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 森林破壊の背景には、途上国の貧困や急激な人口増加という問題があり、また多くの途上国が財政難に陥っていることから、自力による森林の保全・造成への取り組みを阻んでいます。 このため、…

<span style="font-weight:bold;">森林破壊の影響</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 熱帯林は、いったん伐採されると、再生は非常に困難となります(第2章1ー5参照)。肥沃な土地が森林を育て、森林が生物の生存と食物連鎖の要である土を育てますが、森林が破壊されてしま…

<span style="font-weight:bold;">森林破壊の原因</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 森林破壊の原因としては、非伝統的な焼畑耕作、薪炭材(しんたんざい)の過剰伐採、農地への転用、過剰放牧、不適切な商業的伐採、森林火災、酸性雨の影響などが指摘されています。 また、1…

<span style="font-weight:bold;">地球上の森林が減少している</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 地球表面の約71%は海で、残り約29%を陸地が占めています。国連食糧農業機関(FAO)の「The Global Forest Resoures Assessment 2005(世界森林資源評価2005)」によると、世界…

<span style="font-weight:bold;">酸性雨の影響は</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 酸性雨によるもっとも深刻な影響として心配されるのは、湖沼での生物の生息環境の悪化、森林の衰退です。酸性雨が木々に直接影響するだけでなく、土壌が酸性化して土の中の栄養分が溶け出し…

<span style="font-weight:bold;">酸性雨の現状は</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 酸性雨による被害は、欧米などの先進国だけでなく、中国、東南アジアなどの途上国にも広がっています。途上国は、硫黄成分の多く含まれた安価な石炭燃料の依存度が高いため、今後、ますます…

<span style="font-weight:bold;">酸性雨とは</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 工場の排煙や自動車の排気などに含まれる硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)などが化学変化を起こし、硫酸・硝酸として雨・雪に溶けこんで地表に降ってくる現象をいいます。酸性の…

オゾン層破壊への取り組み

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 国際的な取り組みとしては、1985年に「ウィーン条約」が、また1987年には「モントリオール議定書」が制定されました。その後、規制を強化する改正が行われ、特定フロンの生産を19…

オゾン層破壊の影響

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 オゾン層が薄くなると、有害な紫外線(UV−B)がオゾン層で吸収されずに、地表への照射量が増え、生物のDNAに大きなダメージを与えます。その結果、皮膚がんや白内障などの疾病が増加す…

オゾン層破壊のメカニズム

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 フロンは大気中に放出されると分解されることなくゆっくりと拡散・上昇し、15年程度かけて成層圏に到達します。成層圏に達したフロンは、紫外線により分解され塩素原子を放出します。この…

<span style="font-weight:bold;">フロンの現状は</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 フロンは化学的に安定した性質をもっているため、さまざまな用途に使われていました。日本では、1995年にオゾン層破壊性の大きい特定フロン(CFC)の生産が全廃され、破壊性の小さな…

<span style="font-weight:bold;">オゾン層の破壊とは</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 地上から高さ約10数キロメートルから50キロメートルまでの成層圏にはオゾン層があって、太陽光線に含まれる有害な紫外線を吸収する重要な役割があります。このオゾン層により、生物は海…

<span style="font-weight:bold;">地球温暖化による経済的影響 スターンレビュー</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 2006年に発表された「スターンレビュー」は、地球温暖化をもたらす気候変動に対して、早急に、しかも断固とした対策をとることが、対策を実施しなかった場合の経済的損失を大幅に軽減で…

<span style="font-weight:bold;">IPCC第4次評価報告書が示す地球温暖化の影響</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 2007年11月、IPCC第4次評価報告書統合報告書が発表され、地球温暖化の実態と将来の気候変化の予測について自然科学的根拠にもとづいて報告しています。 温室効果ガスの増加と地球…

<span style="font-weight:bold;">温室効果ガス(GHG:Greenhouse Gas)</span>

海底2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 大気圏にあって、地表から放射された赤外線の一部を吸収することにより温室効果をもたらす気体の総称。二酸化炭素と、メタン、一酸化二窒素、HFCなどのフロン、SP6などがある。温室効…

<span style="font-weight:bold;">温室効果のメカニズム</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 大気中に微量に存在する温室効果ガスは、太陽から与えられたエネルギーによって地球表面から放射される赤外線を吸収します。大気全体が暖められると、大気はその温度に応じた光を放射し始め…

<span style="font-weight:bold;">ヒートアイランド現象への取り組み</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 ヒートアイランド現象の対策は、人工排熱量を減らすことと、地表面からの輻射熱を減らすことが重要です。エネルギー効率のよい電気製品や温熱機器、燃料効率の高い自動車の開発・普及などに…

<span style="font-weight:bold;">ヒートアイランド現象の影響</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 ヒートアイランド現象による生活への影響には、次の点があります。 温度上昇による真夏日・熱帯夜の増加、熱中症発生の増加など エアコン用エネルギー使用の増加。その結果、ヒートアイラン…

<span style="font-weight:bold;">ヒートアイランド現象とは</span>

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 ヒートアイランド現象は、都市部の熱汚染現象です。都市の中心部の気温を等温線で表すと郊外に比べ島のように高くなることから、ヒートアイランド現象と呼ばれています。 その原因は、都市化…

最終処理場の残余年数と残余容量

改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。 廃棄物処理の最終段階は、最終処分場での埋め立てです。最終処分場の建設は膨大な費用と広大な土地が必要となり、また廃棄物処理施設は、いわゆる”迷惑施設”であることから地域住民などの感…