最終処理場の残余年数と残余容量

 改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。

 廃棄物処理の最終段階は、最終処分場での埋め立てです。最終処分場の建設は膨大な費用と広大な土地が必要となり、また廃棄物処理施設は、いわゆる”迷惑施設”であることから地域住民などの感情もあり、新規確保が難しい状況です。このため、一般廃棄物の残余容量は減少し、産業廃棄物の残余容量は横ばい傾向が続いています。しかし、ともに最終処分量が減少していることから残余年数は増加傾向にありますが、依然として厳しい状況にあることは変わりません。p.57

 残余容量は横ばい傾向、残余年数は増加傾向だが、依然と厳しい状況であると覚えておきましょう。

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