タイ洪水、世界でHDD不足懸念 パソコン生産に影響

 タイの洪水の影響で、ハードディスク駆動装置(HDD)が不足する懸念が強まってきた。世界生産の5割を占めるタイの工場の大半が浸水。日米のHDDメーカーは他国での代替生産を急ぐが、対応が間に合わず11月にもパソコンやカーナビゲーションシステムが減産を強いられる恐れがある。日本ではカーナビの不足が新車生産に影響する可能性もある。

 今日の日経新聞一面の記事。タイでは、ニュースによると今日満潮を向かえるそうだ。タイの洪水被害は、かなり長引きそう。パソコンに限らず、電子備品一般に影響が出ている模様。ネットによると、秋葉原ではハードディスクの値段が上昇しているらしい。

 今週初めに、500GBのハードディスクを6000円弱で購入したが、その時点では品薄状態ではなかった。数日の違いでこうなるのならば、恐ろしいことだ。自転車操業とは言わないまでも、在庫数をぎりぎりに押さえた商売が一般的だということが。