全体の感想

 今回の証人尋問を聞いていて、全然関係ないのですが、次のような場面を想像してしまいました。それは、子どもが片思いをしている場面です。子どもには、とっても好きな人がいます。しかし、その気持ちを相手に伝えることができません。子どもは、その好きな人への思いを心の中で膨らませていきます。そして、ある日こう思います。こんなに相手のことが好きなのだから、相手にもその気持ちが伝わっているはずだと。しかし、子どもの相手にはその気持ちは伝わっていないのです。原告の発言を聞いていると、このシチュエーションとよく似た部分があるなと感じてしますのです。はっきり相手に伝えることをしないで、伝わっているはずだという発想はここで想定している子どもと同じ発想に感じられるのです。