覚書

琴の音色

クララの明治日記(上)(中公文庫)からの引用。 土曜日、お菓子を焼いてから、富田夫人と、芝の福沢(諭吉)氏のお宅にうかがった。人力車の乗り心地もよく、福沢家の皆さんがとても新設で礼儀正しいので、私はすっかりうれしくなった。福沢氏は二回に案内…

いよいよ明日アメリカ大統領就任式

いよいよ明日黒人初のアメリカ大統領として、オバマ氏が就任する。オバマ氏がどうゆう経緯で登場してきたのか詳しいことは知らないが、民主党の大統領候補争いで、初の黒人大統領か初の女性大統領かで争っている時、大統領候補は、9分9厘クリントン氏で決ま…

「テロ」という言葉について

今日のNHK朝のニュースからの引用。 イギリスのミリバンド外相は、15日付けのイギリスの新聞「ガーディアン」に「『テロとの戦い』は誤りだった」と題する文章を寄稿するとともに、訪問先のインドでの演説で持論を展開しました。この中でミリバンド外相…

脈絡のない文章

ニューヨークダウ工業株30種は、五日続落で、8,448.56ドル。円相場も89円台を推移している。 今日の新聞一面記事を見ると、朝日と読売が西松建設の裏金問題、日経は、東芝が富士通のハードディスク事業を買収する調整に入ったニュース。確か、朝のNHKニュ…

無駄のはなし

先週の日経平均株価の終値、8,836.80円。日産343円、ダイエー447円、イオン821円。 現在の円相場は、1ドル89.22 - 89.26円で推移している。また、80円台に入ってきている。 先週の日曜日、クルマでラジオを聞いていたら、無駄は時間軸で価値が変わるという話…

久々のブログ書き込み

ずいぶん、書き込みを怠ってしまいました。半年以上書き込みをしていなかったことになります。 去年は、ジェットコースターのような石油価格の変動、降下しかしない株価の変動など、そう簡単には経験できないような世の中の流れを体験することができました。…

日本製品には何がかけているのか

奥山清行著「伝統の逆襲―日本の技が世界ブランドになる日」からの引用。 日本の場合、そういった安全性や信頼性、品質のばらつきのなさという点では完成されている。不足しているのは、「どうしても欲しくなる」という部分、たとえば官能的なエンジンであっ…

イタリアの自動車造形

奥山清行著「伝統の逆襲」からの引用。 どこの国でも「ものづくり」において職人が持つ最大の能力は、開発と生産を同時に行うことができる点である。実際の製品をつくりながら工夫も重ねていく。以前の工場は生産ラインの中で開発をし、改良しながらつくって…

「価格競争」から「価値競争」へ

奥山清行著「伝統の逆襲」からの引用。 かつて「メイド・イン・ジャパン」は、その性能のよさと低価格から、世界中の市場でもてはやされ、一時代を画した。今、中国製が日本製に取って代わり、市場を席巻している。安価な「もの」が洪水のように生産されつづ…

緑のダム

今日は、朝から霧が霧がたちこめている。朝霧を意識したのは、今年になって2度目。また、東武線が遅れているなと思ったが、今日は定刻通りに動いていた。春、霧がたちこめると「気温が高くなりそうだ。」と思うのは自分だけだろうか。そう思って天気予報を…

エンゲル係数

そう言えば、エンゲル係数という言葉を最近耳にしなくなったなあ?っと今日の朝、電車の中でふと思った。エンゲル係数とは、ウィキペディアによると、「家計の消費支出に占める飲食費のパーセント」のことだという。子どもの頃、家庭観に貧富を見るのによく…

第2回目の燃費は12.3km/リットル

昨日、2回目の給油で計算した燃費は、12.3km/リットルだった。土曜日に実家に帰り、帰り道を遠回りして秩父を通って草加まで戻った。山道を走った割には、燃費はまずますだった。 今週から、3月初旬の展示会に向けて戦闘態勢に入っていく。2年ぶりの展示…

第一回目の燃費は9.5km/リットル

新車シルフィの2回目の給油で燃費を確認。町中走行だけで、リッター9.5kmだった。現在、一昨日のゴルフと昨日のドライブ(といってもその辺をぐるぐるまわっただけだけど)で約150キロぐらい走った状態で、カーナビの燃費表示はリッター11キロぐ…

カーウィングス

車を変えてから2週間ほど経つが、土日しか乗れないのでのべ3日しか乗車していない。今回の車からナビゲーションシステムを着けたのだが、日産独自のサービスであるカーウィングスを3年間無料で使用できるようになっている。多分、カーナビゲーションの値…

車が来た

昨日、ようやく新車が届いた。ブルーバードシルフィ20M。町中ではほとんど見かけない車。現行モデルになったのは、2005年。去年マイナーチェンジしているが、かたちはほとんど変わっていない。 最初に乗って印象に残ったのは、静かさ。アイドリング状態で…

東京は雪

東京では、今朝方から雪が舞っている。東京の今年の初雪は、1月16日で、午後10時代に5分間ほど観測されたらしい。ただ、この時は自分の目で確認できなかったので、今日が自分にとっての初雪となる。 ちなみに、東京の初雪の平年日は、1月2日。もっと…

今の人

よく今の人とか今時の人という表現を使う人がいらっしゃるが、それではあなたはいつの人と聞きたくなる。今日も立ち食いそば屋で流れていたラジオで、この表現を使っていた人がいた。その人によると、今の人は、すぐ人まねをするらしい。でも、世の中に話題…

携帯電話機種変更

車買え変えに合わせて、携帯電話の機種変更を行った。カーナビがBuletlooth対応のため、対応している機種に切り替えた。機種名は、FOMAP904i。今まで使用していたシャープ製には、Buletlooth対応機種がないため、以前使用していた松下製への変更となった。 …

年始に思うこと

去年の年末から忙しいくなり、ブログの更新がままならなかった。毎年、どうゆうわけか年末になると忙しくなる傾向にある。今年は、3月に展示会が控えているので、3月まではばたばたしそうな気配だ。 毎年、年始に何か誓いをたてるという習慣は全くないのだ…

自然環境とストレス

先日、千葉大学アグリ・農芸化学研究シーズ発表会で、宮崎教授の「森林セラピーの生理的リラックス効果」という発表を聞いてきた。森林や園芸によるストレス開放を定量化しようという試みを実施しているという。私たちが感じる快適性を血圧、脈拍数、心拍変…

凶悪犯の高年齢化

H-yamaguchi.netに凶悪犯の高年齢化をどうして報道しないのかを問うはなしが掲載されている。確かに、そういわれればそのような気がする。四国であった祖母と孫二人が殺害された事件でも義弟である61才の男が逮捕された。 青少年が犯した罪に対する報道は、…

韓国の印象

先週の金曜日からの3連休を利用して、韓国へ初めて行ってきた。韓国というとすぐ唐辛子とニンニクが頭をよぎるので、今まで極力そちら方面に行くのを拒んできた。料理に関しては、やはりニンニクがベースのため、出された料理の半分以上は口にできなかった。…

物の流れ

昨日、東京海洋大学の苦瀬教授の講演を聞いてきた。物が移動する道沿いに町ができる。江戸時代、主な輸送経路は、海であり、川であった。そしてその海辺や河岸に町ができていった。人が主ではなく、物が主だった。江戸時代の廻船航路には、東回りと西回りが…

天才が移り住む町

マーカス・デュ・ソートイ著「素数の音楽 (新潮クレスト・ブックス)」を読んでいると、二つの場所が、数学のメッカとして登場する。一つめが、ドイツのゲッティンゲンであり、二つめが、アメリカのプリンストン高等研究所である。この二つの場所は、第二次世…

体重のグラフ

去年12月からつけているはてなグラフの体重を見てみる。 現在の体重は、60.8kg。グラフの目標線は、62kg。去年の成人検診の時の体重が66.2kgだったから、約5kg落とすことに成功したことになる。グラフをつけ始めるにあたって、目標にしたのが、62kg。これ…

丸山茂樹ただいまトップタイ

今週、丸ちゃんが頑張っている。フロリダ州で行われている米国男子ツアー第42戦「ギン・シュールメールクラシック」で、現在16番ホールを終わって−18で、トップタイ。 家で見たときは、−16で3位タイだったが、会社に来てみると16番パーファイブでイ…

神尾真由子チャイコフスキー国際コンクール優勝記念凱旋コンサート

先週の日曜日、神尾真由子のチャイコフスキー国際コンクール優勝記念凱旋コンサートに行ってきた。曲目は、シベリウスとチャイコフスキーのそれぞれのヴァイオリン協奏曲の2曲。久々のクラシックコンサートだったのと、確かにうまい演奏だったので感動させ…

ファミリークリスマス

小川洋子著「物語の役割 (ちくまプリマー新書)」からの引用。この本の中で、アメリカの作家、ポール・オースターが編者になっている「ナショナル・ストーリー・プロジェクト」という本が紹介されている。この本は、ラジオでオースター氏が一般リスナーに物語…

友愛数から小説が生まれた

小川洋子著「物語の役割 (ちくまプリマー新書)」からの引用。小川さんは、「博士の愛した数式 (新潮文庫)」を書くにあたって、伝記や数学に関する物語を手当たり次第に読んだと書かれています。そこに書かれているものは、実際にあったことであるにもかかわ…

「博士の愛した数式」が生まれるまで

小川洋子著「物語の役割 (ちくまプリマー新書)」からの引用。小川さんが、「博士の愛した数式 (新潮文庫)」という小説を書こうと思ったのは、NHKのテレビ番組で、数学者である藤原正彦さんが、目に涙を浮かべてハミルトンという数学者の悲恋について語っ…