翻訳者:青木薫さん

 今、読んでいるジェームス・D・ワトソン、アンドリュー・ベリー著「DNA」も青木さんの翻訳した本である。サイモン・シンの本「フェルマーの最終定理」、「暗号解読」、「ビッグバン宇宙論」も青木さんの翻訳だった。青木さんの翻訳は非常に読みやすい。最初、サイモン・シンの文章が読みやすい文章なのだろうと思っていたが、「DNA」を読み始めるとどうも翻訳者の力量がすごいのではないかと感じ始めた。どこがどうと言うことは、英語の知識がないので、言えないが、内容をよく理解して翻訳しているように感じられる。また、日本語の文章に対する感性が高いのではないかとも感じる。
 インターネットで、青木薫と検索してみると、Wikipediaのページが現れた。ここに、今まで翻訳された本が記載されている。翻訳者をキーワードにして本を読んでみたことは無かったのだが、本のリストを見てみると読んでみたかった本も載っているので、今後読んでみようと思っている。
 実は、英語版のビッグバン宇宙論をペーパーバックで買ってある。そのうち、青木さんの翻訳本と照らし合わしながら、読んでみたいと思っているのだが、ついつい後回しにしてしまっている。この怠け者!!