覚書

川上弘美著「[asin:4101292353:title]」

エコ検定まであと一ヶ月とちょっと、というのに文庫本を買ってしまった。いや買ってしまったまではいい。読み始めてしまった。本を読んでる場合じゃないだろうと心の内側から叱咤が飛んでくる。 今週の日曜日、いつものように車でトーキング・ウィズ・松尾堂…

地球温暖化が人為的要因によること

昨日、国立環境研究所の江守さんの講演を聴いてきた。お題は、「地球温暖化の現状と将来予測」。 IPCCの第四次報告を使用したわかりやすい説明だった。地球温暖化は人為的な要因によるものであること。化石燃料の使いすぎが原因で大気中に温暖化ガスが必…

人口増加が意味すること

環境問題を考えていると、どうしても人口増加がポイントに思えてくる。とある学会で農学関係の教授が話していたが、我々日本人が考えているような爆発的な人口増加はもう収まってきているそうだ。欧米人は、もうそのことに気づいていて、なぜか日本人だけが…

地球上にある淡水の量

今、eco検定を受けるために勉強をしている。そのテキストに、淡水の量は、地球にある水全体のうちの約2.5%しかないと書かれていた。残りの97.5%は海水(塩分を含んだ水)ということになる。では我々が利用できる淡水の量はどれくらいなのだろう?淡水のう…

サロンパスカップ観戦

先週の土曜日、国内女子ゴルフのサロンパスカップを観戦してきた。当日は、天候にも恵まれ、11時から15時ぐらいまで各選手のプレーを満喫できた。 しかし、である。食事するところが少なく、どこも30分以上並ばないと食事にありつけないありさま。茨城ゴルフ…

パンデミック pandemic

豚インフルエンザが人へ感染したことがニュースになっていらい、パンデミックという言葉が、多く使われるようになっている。この「パンデミック」という言葉、全く知らなかった。辞書を引いてみると、下記のように書いてある。 感染症が世界的規模で同時に流…

才能

角田光代著「恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。 (角川文庫)」からの引用。 化粧を含め、見づくろいってのは、明らかに何かの才能である。当然、才のある女とない女がいる。才能ってのは継続力だと私はつねづね思っている。継続しても、苦にならない何か…

群れを表す英語

今日朝の番組で、外国の詩人の方が話されていた内容でへえー、と思ったことが二つあった。 一つは、薬研坂の話。そして、もう一つが動物の群れの英語表現の多彩さである。 まず、薬研坂の話。薬研坂はすり鉢状のかたちをした二つの斜面を持った坂であり、そ…

頭の中にある自分だけの地図

角田さんが「恋するように旅をして (講談社文庫)」のあとがきで、「世界を旅しながら、自分の頭の中にある地図に、行った場所を付け加えて、自分なりの世界地図を作っている。」というような内容を語られているのだが、世界とまでいかずとも、日常の地図は、…

何もない世界

角田光代著「恋するように旅をして (講談社文庫)」からの引用。 町をすぎて、両側に建物はみられなくなり、背の低い木々や濃い緑の生い茂った畑を左右に眺めてしばらくすると、いきなり何もなくなる。空の下に、ただ大地が広がっている。いぼみたいに石ころ…

本という記憶媒体

三浦しをん著「月魚 (角川文庫)」からの引用。 店にあるときの古本は静かに眠る。これらの本を書いた人間たちは、すでにほとんど全員死者の列に連なっている。ここに残されているのは、この世にはもう存在していない者たちの、ひっそりとしたささやき声だ。…

体重グラフ再開

昨日から、はてなグラフの体重をまたつけ始めた。体重を落とすためには、やはり現実を直視する必要がある。体重計から逃げてはいけない。ちなみに昨日が63.4キロ、今日が64.2キロ。う〜む、一日で1キロ上下するというのも問題なのでは・・・・・。

ナノ金属粒子のはなし

先週、科学技術週間ということで、国や都道府県の研究機関が一般公開を行っていた。物質材料研究機構は、展示会などで何度か見かけたことがあったが、訪問したことはなかった。いい機会なので、つくばにある物質材料研究機構を訪問した。 公開されている研究…

月曜日朝の筋肉痛

先週もそうだったような気がする。今日も足が筋肉痛に襲われている。 一昨日の土曜日、初めて(ウォーキングマシンではなく)ランニングマシンに挑戦した。それまで使用していたウォーキングマシンは、時速8キロまでしかでない。何となくスローペースのよう…

山を登ること、何かを書くこと

角田光代著「【送料無料】あしたはアルプスを歩こう [ 角田光代 ]」からの引用。 昨日からの続き。初めての方は、昨日の日記も参考にしてください。 わかったのだ、マリオさんの言っていたことが。自分の目で見ないと信じることができない。というのは、マリ…

朝、富士山が見えた

今日、4月にしては珍しく、通勤電車の中から富士山が見えた。4月にもなると、空が霞だし、なかなか遠くの山々までは見えない。朝の天気予報で、昨日雨が降り、今朝がた、空気が南風から北風に入れ替わったと言っていた。乾いた空気が入り込んで、遠くの山…

マリオさんがキリスト教に対して抱いた違和感

角田光代著「あしたはアルプスを歩こう (講談社文庫)」からの引用。 マリオさんは、このエッセイで著者の角田さんが、イタリアで初めて、トレッキングに挑戦したときのガイドさんだ。イタリア人で65歳。ロッククライミングもこなすが、仏教の僧侶の肩書き…

フェラータ

角田光代著「あしたはアルプスを歩こう (講談社文庫)」からの引用。 フェラータという言葉は、この旅が決まってからずいぶんと聞いてきた。フェラータがかなり難関だが、でもまあ大丈夫でしょう、とか。高所恐怖症の気があるとフェラータはちょっとこわいか…

4月の月例結果

またしても、さんざんな結果に終わった。イン59、アウト52のトータル111。 今日の朝、目覚めると全身に疲労感が漂っていた。目を開けるのも面倒。いつもは先に起きて消している目覚まし時計が声を上げている。右手を伸ばし、とりあえず目覚ましを黙ら…

ハリセンボン 箕輪はるかさん肺結核(読売新聞ニュース)

ハリセンボン・箕輪さん入院の波紋…侮れない肺結核 人気お笑いコンビ、ハリセンボンの箕輪はるかさん(29)が肺結核で入院したことが波紋を広げている。 「過去の病気」と思われがちな結核だが、実は国内で毎年約2万5000人以上が発病する感染症。どん…

時間という縦軸

角田光代著「恋するように旅をして (講談社文庫)」からの引用。 スリランカの、遺跡や寺院がごろごろ残っている観光名所、アヌラーダプラの町を夕方、一人で歩いていた。日暮れどき、緑に覆われた旧市街地は、記憶の底からゆっくりと浮かび上がってくるみた…

今週のトーキング・with・松尾堂(その2)

最近、本探しの元になっているのが、このトーキングwith松尾堂という番組である。毎回、テーマに合わせてゲストが設定されているのだが、作家が出演することが多い。三浦しをんさんは、「走る」をテーマにしたときにゲストとして登場された。その後、彼…

今週のトーキング・with・松尾堂(その1)

今週のトーキング・with・松尾堂のゲストは、作家・作詞家の松本隆さんと作家の絲山秋子さんだった。 松本隆さんは、僕らの年代で知らない人はいないと言い切れるほど有名な作詞家。はっぴいえんどの元ドラマー兼作詞家であり、近藤真彦や松田聖子の作詞…

ダイエット開始?

今週から、体重を減らすために、週末走ることにした。といっても、ジョギングを開始したわけではなく、まずは膝に負担がかからぬようにウォーキングマシンで体重を2〜3キロ減らす。その後、ジョギングで後2〜3キロ落とすという予定。 土曜日、体重計に乗…

「降りる人もしくは出る人が先」というルール

暗黙のルールの中に、「降りる人もしくは出る人が先」というものがあると思う。電車の乗り降りや店の出入りを効率よくするためのとされているが、実際のところ、どの程度効果があるのかは定かでない。それでも、ルールを決めておいてくれれば、迷うこともな…

NYダウ市場、一時8000ドル台回復

ロンドンで行われていた金融サミットが閉幕した。金融サミットで、各国が世界景気の回復へ協調する方向で合意したことが伝わると、ダウ工業株30種平均が一時8000ドル台まで回復した。金融サミットの内容は、下記の日経ネットの記事を参照。終値は21…

山手線など首都圏の主要201駅のホームにある喫煙所を撤去し、全面禁煙

昨日から、JRが首都圏駅ホームで全面禁煙を始めた。禁煙前だったら、「少数派になりつつある、喫煙者の権利を奪うな!」と憤慨していたところだが、禁煙して4ヶ月目に入った現在の心境としては、「喫煙者の方々は大変だな」ぐらいにテンションが下がって…

「ねにもつタイプ」のおもしろさ

三浦しをん著「ビロウな話で恐縮です日記」(太田出版)からの引用。 岸本佐知子さんの「ねにもつタイプ」(筑摩書房)を読む。電車のなかで読む。危険だ。「ぐっふっふっふ」と笑っていて、気づくと周囲の座席ががら空きになっていた。 アイヤ待たれい! 俺…

ウォーキングマシン

昨日、初めてウォーキングマシンを利用してみた。 このところ、土日に何度か訪れているあけの健康館(700円でプールとトレーニングルームと温泉が使い放題の施設)で、以前から気になっていたトレーニングルームに足を踏み入れた。 前日は、プールを利用…

ミシン

岸本佐知子著「ねにもつタイプ」(筑摩書房)からの引用。 子供の頃、家にある調度品の中でひそかに尊敬し、憧れていたのはミシンだった。 コブラン織り風のカバーをかけられて部屋の隅に置いてあるそれは、一見普通のデスクのように見える。 付属の椅子に腰…