<span style="font-weight:bold;">生産地と家庭を結ぶ食品の履歴書、トレーサビリティ</span>

 改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。

 「トレーサビリティ」とは、(1)ある商品がいつ、どこで、誰によって生産され、(2)そのような農業・肥料・飼料が使われ、(3)どんな流通経路をたどって消費者のもとに届けられたかを確認できるようにすることをいいます。生産・流通側には、食品の安全性を確かめたいときや、トラブルが生じたときの原因究明、あるいは食品の追跡や回収が容易にできます。また、消費者にとっては、生産から流通までのプロセスがはっきりするので、安全性や安心感が得られます。

 トレーサビリティの意味をよく理解しておきましょう。商品の履歴書です。スーパーへ行くと、生産者の顔が印刷された野菜などが販売されていたりしますが、匿名でなく本名を出して商品を販売していることが消費者への安心感に繋がっているのでしょう。
 生産から流通ルートなどを開示することで消費者に安心感を与えています。

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