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<span style="font-weight:bold;">ISO14001が広がった理由</span>

 改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。

 ISO14001がねらいとする環境改善活動をマネジメントシステムとして確立し、継続的に改善する考えは、従来にはないものであり、使い方により経営改善効果を引き出すことが、ISO14001が広がった背景になっています。
 企業が組織としてISO14001を取得した理由は、日本の認定機関である日本適合性認定協会(JAB)が2006(平成18)年11月に調査した結果によると、1位:環境保全活動の全社的推進、2位:企業イメージの向上、3位:地球環境への社会的責任となっています。
 また、もっとも重視した取得理由は、「取引先からの要求」です。ISO14001は”自分が影響を及ぼすことができる範囲の環境改善を可能な範囲で実施する”ことになっており、取引先へのISO14001の取得要請につながっています。環境マネジメントシステムの取得期限が与えられ、応えられない場合には取引が停止になる場合もあります。これは、取引先が環境上の問題を起こした場合に、自社が被害を受けないためのリスク管理の意味もあります。

 企業がISO14001を取得した理由にあげられているものは、環境報告書などでよく目的として挙がられているものばかりです。「取引先からの要求」が本当の意味での取得理由だと思います。
 とくにサプライチェーンなどで、このケースが目立ちます。

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