<span style="font-weight:bold;">排気ガスの有害物対策</span>

 改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。

 車の排気ガスには、窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(SOx)や黒煙(粒子状物質)が含まれ、光化学オキシダント酸性雨など大気汚染の原因となる有害物質も含まれています。特に最近では、ディーゼル車から排出される粒子状物質の発ガン性が指摘されています。そこで、2001(平成13)年に自動車NOx・PM法が制定され、大都市地域で窒素酸化物や粒子状物質の排出の少ない車の使用を促進する法規則が強化されました。

 2009年以降、ディーゼル車に対して、ガソリン車と同等レベルにNOx、PM(粒子状物質)を大幅に削減する規制が行われています。現在、さらなる対策が検討されています。