食育のバックボーン、スローフード

 1980年代にイタリアで始まったスローフードの考え方は、その土地の伝統的な食生活や食文化を見つめ直す食のスタイルを提唱したもの。郷土食などの土地に根付いた味や個別の味覚を大切に育てる意識を重視するなど、その考え方が、食育のバックボーンになっている。