はじめてのラウンドレッスン

 先週の23日、はじめてゴルフのラウンドレッスンを受けてきた。場所は、南つくばゴルフ場で、講師は、中根敏男プロ。はじめストレッチから始まり、アプローチ練習、ドライビングレンジでのレッスンと続き、再度にハーフを一緒にまわってアドバイスを頂いた。
 まず、体がかたすぎてフィニッシュがとれないことが判明、股関節をもっと柔軟にしなけらばならないことを実感した。相撲のまた割は、ゴルフにも有効だそうで、毎日30回行うことを勧められた。最初、壁に背中をつけて座り、足を伸ばす姿勢を5分間続けるのだが、もうこの時点で足がぱんぱん状態になる。40代後半とはいえ、あまりに体がかたすぎる。またバランス感覚もかなり鈍くなっていて、トランポリンの上でジャンプさせられるのだが、一定の位置に着地できない。このへんも直す必要がありそう。
 スイングで目にうろこだったのは、大人の手の重量が片手で2〜3キロあるということを教えられたこと。当然、クラブの方が軽いわけで、手の重さをうまく使ったスイングをしないと、ボールは飛ばないことを教えられた。よく、ゴルフのレッスン書で重力を感じてという表現があるが、これは、手の重さを意識するということを言っているらしい。手の方がクラブよりも重いということをどれくらいの人が理解しているのだろうか。たいていのゴルフレッスン書は、基礎的な知識を与えないで、重要な部分だけを強調しているからわかりにくくなっているような気がする。
 それと、もうひとつ、スイングの切り返しは、腹筋で行うということを習った。アドレスをとるとき、腹筋にある程度力を入れて構える。テークバックを行うと力を入れた腹筋に負荷がかかり、その負荷を跳ね返すように体を回転させるそれが切り返しらしい。
 レッスン当日は、あまり理解できていなかったが、日が経つにつれ何となくわかってきたような気がする。練習場でなんどか試してみなければならないが、根本的にスイングを改良する必要がありそうだ。