三井住友VISA太平洋マスターズ

 昨日、タダ券をもらったので、三井住友VISA太平洋マスターズを見に行ってきた。草加からだと御殿場までは片道約3時間。大阪に行って帰ってくるのと同じ時間をかけて観戦してきたことになる。
 昼過ぎにコースに到着、2時間半ほど観戦して帰ってきた。サントリーオープンのときは、昼過ぎでも十分観戦できたが、日が短くなっているせいか、プレーの進行が進んでおり、最終組が14番をプレーしているところだった。
 当初から、アダム・スコットのドライバーを見てみたいと思っていったのだが、優勝したブレンダン・ジョーンズに負けず劣らずの飛距離を出していた。フォームを見る限りでは、アダム・スコットの方がきれいであり完成されているように見えた。だが、結果は3位。ゴルフというスポーツは腕だけでは勝てないということを感じさせられた。
 舞台となった太平洋クラブ御殿場コースは、適度なアップダウンときれいなレイアウトのコースで、一度はプレーしてみたいと思わせるコースだった。グリーンは、非常に速い設定になっていて、「それじゃ、完全にショートだろう」というパットがオーバーするといった感じだった。
 石川遼人気はすごみもので、黄色い慣性が響いていた。ちょうど、クラブハウスの前を通ったとき、女性の感性と走って前を通り過ぎる若い女性を見かけた。どうも石川選手がプレーを終了しクラブハウスへ戻ってきたところだったみたいだ。スターがファンから隠れるように、走ってコンサート会場に入るように、石川選手も走ってクラブハウスへ消えていった。
 他のお客さんの話だと、午後から石川選手目当ての観客が帰ってしまったため、いつものトーナメントよりも人数が少ないようだった。それでも、帰る時のバス待ちを避けるため、3時過ぎにゴルフ場をあとにした。
 さすがに、電車に乗っている時間が長く、ゴルフを観戦してきたというよりも、電車旅行をしてきたといったイメージの方が強い一日だった。