ダイエットを始めて半年

 ダイエットを始めて半年、66.2kgあった体重が、62kg前後で推移している。一ヶ月1kgを目標にがんばってきたが、目標だった62kgに半年かかってたどり着いたという感じか。最近になってようやくまわりから痩せたなと言われるようになった。
 何をしたかというと、朝飯に食べていた立ち食いそばの具に揚げ物を付けていたのをやめ、わかめやタマゴに変えたことと、土日に約1時間ほど歩くことを心がけたこと。揚げ物を辞めた時点で1kgはすぐ落ちた。以前に比べると普段でも揚げ物の食べる量は減っているような気がする。昔だったら、月に二三度食べていたカツ丼やカツ定食も結果的に月一度ぐらいに落ちているような気もする。
 よくいく飲み屋で、「私、炭水化物ばっかり食べるから太っちゃうのよ。だって、焼きそばをおかずにしてご飯食べちゃうもの。」と言っていたが、納豆にごはんも同じ構成だと思う。普通の人にとって「納豆にご飯」は健康的のイメージが強いかも知れないが、炭水化物に炭水化物という構成に違いはない。ただ、上記の「焼きそばにご飯」と大きく違う部分は、焼きそばは油で炒めていることだと思う。従って、「納豆にご飯」よりも当然カロリーが高い。
 今、松永和紀さんの「メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書)」を読んでいるが、第2章で「白か黒かの二選択がたは単純すぎる」と訴えているが、量的な思考が欠如すると問題に対する判断が単純になって決断しやすいが、一方で判断を間違える原因ともなる。
 昔から、「白黒をはっきりしろ」と教えられてきたような気がする。しかし、単純明快という理想は、世の中にそれほどあるものではない。そのことに世の中がだんだん気が付き始めていると思う。確かにメディアの思考回路は、まだ二者択一スタイルだが、そういう報道もそのうち受け付けてもらえない時代が必ず来ると信じている。