宇宙航空研究開発機構の立川敬二理事長は12日、20年後の月面無人基地建設を目指し、惑星科学者や技術者ら約20人で作る特別チームを発足させたことを明らかにした。
 同機構は来年度、月を回る探査衛星「セレーネ」を打ち上げる。特別チームは、セレーネの観測データなどを基に、10年以内に月面に無人着陸機を送り、岩石採取、分析などを実施、20年後までに月面基地を建設する計画を具体化させる。金星などほかの惑星の探査も検討する。
 立川理事長は「月探査は世界の競争となっている。日本が小惑星探査機『はやぶさ』などで培ったロボット技術を応用し、他国にはない月探査計画を具体化したい」と語った。
(2006年4月12日20時8分 読売新聞)

 20年後かあ、65歳になっているけど生きているかなあ?