2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

NHK平成19年度予算案可決

今朝、起きてテレビをつけたら、いつものニュースではなく、NHK平成19年度予算案を審議可決する国会の審議会の模様が流れていた。どの党も予算案に賛成を表明したあと、苦言を述べるというかたちで審議はすすみ、全員一致で予算案は可決された。 しかし、…

波長・エネルギー返還式

エネルギーEと波長()の関係は次式で現される。 h:プランク定数 c:光の速度 波長380nmの電磁波のエネルギーは、 上式を計算すると、エネルギーEは、 J=3.2eV となる。()

人間の波長

ケネス・W・フォード著「不思議な量子」からの引用。 人間にも波長はあるのか?あるけれど、短すぎてまず測れない。波とみた人体が「ぼやける」度合いはごくわずか。秒速1メートルで歩く人の波長はしかなく、原子核より何桁も小さい。波長がそれほど短くな…

ド・ブロイの式

ケネス・W・フォード著「【送料無料】不思議な量子 [ ケネス・W.フォード ]」からの引用。 ド・ブロイが学位論文に書いた式は、以後、アインシュタインの式に肩を並べるほどの重みをもつとわかる。こういう単純な式だった。 λ=h/p 左辺のλは波長を表す。…

ド・ブロイの式

波動と粒子の二重性

ケネス・W・フォード著「【送料無料】不思議な量子 [ ケネス・W.フォード ]」からの引用。 第一次世界大戦の前、フランス貴族の御曹司だった大学生のルイ・ド・ブロイは、外交官を志して歴史を学んでいた。だが理論物理の魅力にとりつかれて歴史をポイと放…

ガイガーカウンター

ケネス・W・フォード著「【送料無料】不思議な量子 [ ケネス・W.フォード ]」からの引用。 現象のランダムさをよく教えてくれるのが、ガイガーカウンター(ラザフォードの博士研究員だったハンス・ガイガーが1908年ごろに原型をつくり、あとで完成させ…

自然界の変化は確率の法則に従う

ケネス・W・フォード著「【送料無料】不思議な量子 [ ケネス・W.フォード ]」からの引用。 自然界の変化が必然性(確実性)の法則ではなく確率の法則に従うというボルンの発想は、爆弾のように科学界を襲ったはず。その発想は、何百年にもわたって入念に仕…

強い力

ケネス・W・フォード著「【送料無料】不思議な量子 [ ケネス・W.フォード ]」からの引用。 グルーオンのイメージは、こんなふうに考えればいい。陽子1個をバスケットボールの大きさにふくらませたとしよう。ボールの「皮」を除き、球状の空間だけを残す。…

電磁力

ケネス・W・フォード著「【送料無料】不思議な量子 [ ケネス・W.フォード ]」からの引用。 光子の履歴はおもしろい。アルバート・アインシュタインが「発明」した1905年以降、1920年代の科学者は「粒子もどき」とみていた。だが1930〜40年代…

弱い力

ケネス・W・フォード著「【送料無料】不思議な量子 [ ケネス・W.フォード ]」からの引用。 弱い力(弱い相互作用)は、放射能のβ崩壊など、ニュートリノを伴ういろいろな変化にからむ。重力よりずっと強いのだが、電磁力や強い力よりはずっと弱い。弱い力…

重力

ケネス・W・フォード著「【送料無料】不思議な量子 [ ケネス・W.フォード ]」からの引用。 力の強さは、重力がいちばん小さい。ほんのかすかな重力にも、数十億個の数十億倍といった重力子が働くため、集団作用は観測できても、重力子一個の作用は観測でき…

物理世界の単純さ

ケネス・W・フォード著「【送料無料】不思議な量子 [ ケネス・W.フォード ]」からの引用。 身近な物理世界は、それほど単純とはいえない。うまく単純化できていないからこそ、天気予報は当たりにくい。水面に立つさざ波も、風にそよぐ木の葉も、たき火から…

量子を知るための予備知識

ケネス・W・フォード著「不思議な量子―奇妙なルールと粒子たち」からの引用。 予備知識をひとつ。量子の世界では、もの(粒子)と出来事(法則)がからみあう。いっぽう、ニュートンが仕上げた古典物理はそうじゃなかった。地球(もの)は力学の法則に従っ…

(2007年2月、衆議院調査局報告見解)

東京大学名誉教授、もったいない学会会長 石井吉徳さんの文章。久々に感動ものの文章だった。詳細は、リンクを読んでもらいたい。まず、最初から、次のような調子で「世の中間違っているよ」と述べている。 「石油ピーク」は「農業ピーク」である、先ずこれ…

新潟県上越市沖の海底にメタンハイドレートの気泡を発見

産総研の報道発表。 海底から噴出するメタンがただちにメタンハイドレート化し、その後海水中を上昇して、最後は浅層で分解する様子を、世界で初めてビデオ撮影することに成功した。 新潟県上越市沖の海底から600mの高さにまでメタンガス気泡の柱(=メタン…

IPCC第4次第1グループ報告書2

気象庁のホームページに日本語訳が公開されている。それによると、 20 世紀半ば以降に観測された世界平均気温の上昇のほとんどは、人為起源の温室効果ガスの増加によってもたらされた可能性がかなり高い。 とし、第3次報告書の結論を発展させた結果と考えて…

セルフレジ

昨日、スーパーマーケットショーで、セルフレジなるものを見た。スイカなどの電子マネーが普及し始め、お金の管理を企業側が人手を使って行わなくてもよくなるようになったために開発されたものだろう。店員さんがいちいちレジを打つ時代からセルフレジの時…