アイディアの本質
アイディアというものは、あくまでも人を動かす原動力です。人を動かさないものはアイディアではありません。
その本質を踏み外さずに、またビジネス上のものであることを忘れずに、生活者やマーケット、世の中にインパクトを与えて、驚きや納得、共感を得る。
その結果、ムーブメントをつくれるのが本当のアイディアだろうとぼくは思います。
山本幸司氏(「一つ上のアイディア」から)
アイディアとは何なのだろう?と考えたときに、それを的確に表現できる人はあまり多くはないだろう。実は、その中の一人がぼくだ。業界紙の広告や、カタログ、展示会での展示内容などを考えなければならないときに、いつもこの問題にぶつかる。扱っている商品は、毎年新しいモノが発表されるということはまずない。従って、同じ商品に対して見方を変えた表現を考えていく必要がある。一度だけなら何とかなる。しかし、毎年とか、毎月となるとネタに詰まってしまう。
そんなとき、ふとアイディアとは何だろう?と考えてしまう。ほんとうは、使えるアイディアを考えなけらばならないのに…。
「一つ上のアイディア」(インプレスジャパン)は、そんなときに参考となる本だ。アイディアを考えるうえでのヒントがいくつも紹介されている。
この山本氏のことばは、アイディアの本質を突いていると思う。ここでいっているアイディアとは、広告だけでなく、仕事そのものだと思う。
- 作者: 眞木準
- 出版社/メーカー: インプレスジャパン
- 発売日: 2012/02/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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