オリンパス含み損、最大1千数百億円 2000年に飛ばしか

今朝、日経の記事。記事によると、

複数の関係者によると、同社は90年代に財テクに失敗、保有していた金融商品の含み損は最大で1千数百億円に上ったという。こうした含み損について公表せず、処理も先送りし続けていた。

この問題、海外でもかなり波紋を呼んでいるようだ。株の投資家がグローバル化している証拠なのだろうか。株価は、2400円前後だったものが、昨日の終値は734円まで、下落。今日もまた大きく下げると予想される。株式上場が維持できるかがポイントになってくる。

今年、1年落ちのミラーレスカメラPENを購入した。以前からオリンパスのカメラに興味があり、去年からいずれ購入しようと考えていた。使用した感触は、想像していたとおりで、少し安っぽい感はあるが、その性能は、ほぼ満足できるものだった。ほとんどのカメラがデジタル化した現在、デジタルカメラならではの性能がカメラに盛り込まれてきている。アナログカメラでは、プロでなければ取れなかったシーンをデジタルカメラでは簡単に実現できる。そういった特徴をよく表しているのがオリンパスのPENだ。

高い技術を持っているのに、会社組織が整っていないというのは、非常に残念なことだ。一ファンとして、オリンパスには、是非、技術に見合う会社組織を築き直して欲しい。その課程で上場廃止になっても仕方がないだろう。