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<span style="font-weight:bold;">アスベストの影響</span>

 改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。

 アスベスト石綿とも呼ばれ、耐熱性能が高く加工しやすいため、古くから屋根材としてのスレート材やブレーキ材、断熱材などに使用されてきました。また、学校や病院などの大規模な建物での利用も多く、その使用総量は明確には把握されていません。
 アスベストは存在すること自体が問題ではなく、リフォーム時や解体時にそのきわめて細かい繊維を吸い込むことが、じん肺、悪性中皮腫などの原因になるといわれており、WHO(世界保健機関)では肺ガンを引き起こす可能性があると報告されています。
 厚生労働省では、法律を整備したり、実体の調査を続けるとともに、非石綿含有素材への代替化を促していますが、解体などのさいにはじめてその利用がわかることも多く、また労働者の家族や施工現場の近隣住民への被害もでており、実際は現場での注意がいちばんの対応策というのが現状です。

 ここに書かれているように、アスベストは、フロンと同じようにその性能の良さから非常に多く使用されてきました。仕上がって、町のあちらこちらにあります。工場などの屋根にスレート材として使用されているケースが多いようです。また、断熱材としても多く使用されていました。
 数年前、アスベストを製造していた工場の近隣に住んでいた人に悪性中皮腫が見つかったことがニュースとなっていました。アスベストの製造が禁止されてだいぶたってからです。このように悪性中皮腫は潜伏期間が長く、それ故被害が長い間続くという問題があります。

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