<span style="font-weight:bold;">1990年代の国際的な動き</span>

 改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。

 1992(平成4)年、「環境と開発に関する国連会議(地球サミット)」が開催されました。「環境と開発に関するリオデジャネイロ宣言」と「アジェンダ21」が採択され、さらに2つの重要な国際条約「気候変動枠組条約」と「生物多様性条約」の調印が行われました。ここでは、「持続可能な開発」をキーワードとして、地球環境問題に対する国際的な取り組みの新しい時代の幕開けを告げることとなりました。
 1994年には「国連砂漠化対処条約」が採択され、また1996年に国際標準化機構(ISO)が環境マネジメントシステムの国際規格である「ISO14001」を制定し、1997年には「気候変動枠組条約第3回締約国会議」が開催され、「京都議定書」が採択されました。

 1990年代といえば、地球サミットがまず頭に浮かびます。リオ宣言、アジェンダ21、気候変動枠組条約、生物多様性条約、そして持続可能な開発など重要なキーワードとともに覚えておきましょう。
 そして、砂漠化に対する条約、「国連砂漠化条約」は1994年に採択されています。
 この後解説する京都議定書も1997年で、1990年代の動きです。

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