<span style="font-weight:bold;">アジェンダ21とローカルアジェンダ21</span>

 改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。

 「アジェンダ21」は、21世紀に向けて持続可能な開発を実現するための具体的な行動計画です。「リオ宣言」に盛りこまれた諸原則をふまえ、課題とその施策を述べています。アジェンダ21の実施状況をレビューするため、国連に「持続可能な開発委員会(CSD)」が設置されています。
 アジェンダ21」では、地方公共団体の取り組みを促進するために、「ローカルアジェンダ21」を策定することを求めています。1993年、神奈川県で「アジェンダ21かながわ」、1994年東京都板橋区で「アジェンダ21いたばし」などの策定が進み、2003年には47都道府県、12政令指定都市、318市区町村で策定さえ(環境省調査)、地域に根ざした取り組みが進められています。p.87

 アジェンダ21は、リオ宣言をもとに策定された行動計画です。そして、アジェンダ21の進行状況を公表して、監視するために、「持続可能な開発委員会(CSD)」が設置されています。
 アジェンダ21では、地方公共団体の取り組みを促進するためにローカルアジェンダ21を策定すること求めています。日本でも、都道府県をはじめとして、各市町村においても、ローカルアジェンダ21が策定されています。

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