<span style="font-weight:bold;">環境アセスメント 開発事業と自然環境</span>

 改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。

 環境アセスメントは、道路やダム、発電所など大型開発事業について、事前に自然環境への影響を調査、予測、評価し、関係者の意見を聞きながら低減させるためのしくみです。1969年にアメリカで始まり、わが国でも1972年から閣議了解などの形で運用され、1997(平成9)年に「環境影響評価法」が制定されました。自然環境と共生し「持続的な開発」を進めていくうえで重要な制度で、制度のいっそうの充実を図るため、計画立案にさいし行う「戦略的アセスメント」の導入が議論されています。
p.77

 環境アセスメントもよく出題されます。
 大規模公共事業を行う前に、環境に対する影響を調査・予測・評価するしくみです。環境影響評価法という法律があることも覚えておきましょう。

目次へ