オゾン層破壊への取り組み

 改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。

 国際的な取り組みとしては、1985年に「ウィーン条約」が、また1987年には「モントリオール議定書」が制定されました。その後、規制を強化する改正が行われ、特定フロンの生産を1995年末全廃、代替えフロンHCFCは2020年に全廃することなどが定められました。国内ではオゾン層保護法が1988(昭和63)年に、フロン回収破壊法が2001(平成13)年に制定され、使用済みフロン類の回収・破壊が課題となっています。
 オゾン層保護は、有効な対策が迅速に実行され、地球環境問題の中ではもっとも効果をあげている取り組みといわれています。

 オゾン層破壊とウィーン条約モントリオール議定書は、対で覚えておきましょう。間違い探し問題などで出題されることがあります。

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