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オゾン層破壊のメカニズム

 改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。

 フロンは大気中に放出されると分解されることなくゆっくりと拡散・上昇し、15年程度かけて成層圏に到達します。成層圏に達したフロンは、紫外線により分解され塩素原子を放出します。この塩素原子が触媒となって、継続的に大量のオゾンが破壊されていきます。
 現在、オゾン層を破壊しているフロンは15年前に放出されたものですが、成層圏まで達しているフロンは、全生産量の約10%とされています。そして、約80%が対流圏にあり、今後、成層圏に達すると考えられています。

 無味無臭のフロンは、分解しにくく、人体にも無害だったため、昔は「夢の物質」と呼ばれ、様々なところで使用されていました。
 ところが、安定すぎて、分解されず、15年間かけて成層圏にあるオゾン層に達して、悪さをしていることが判明しました。
 1995年にオゾン層破壊性の大きい特定フロンは、生産が全廃されましたが、オゾン層に達しているのは、全生産量の約10%に過ぎないそうです。約80%は対流圏にあり、今後、成層圏に達すると考えられています。
 触媒とは、特定の化学反応の速度を速める物質で、反応前後でそれ自身は、変化しない物質をいいます。

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