<span style="font-weight:bold;">岐阜市椿洞(つばきぼら)不法投棄事案</span>

 改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。

 1988(昭和63)年から16年間にわたり行われた不法投棄事案です。2004年3月、岐阜市椿洞において、廃棄物処理業者による75万立方メートル以上に及ぶ木くず、コンクリートがら、廃プラスチック等建設廃材の不法投棄事案が、岐阜県警の強制捜査により摘発されました。
 不法投棄を行った廃棄物処理業者には、廃棄物の除去及び費用負担が求められているのはもちろん、廃棄物処理業者に不適性に処理を委託した排出事業者にも排出分に相当する廃棄物除去の措置命令、またそれに従わない場合の費用負担が求められています。この事案も、2008(平成20)年に「産業廃棄物特別措置法」が適用され、廃棄物の処理事業が進められています。撤去。処理事業にかかる費用は、約100億円が予定されています。p.57

 ここまでの3件の不法投棄事件は、前回のテキストでは触れられていません。従って、今回以降出題される可能性があります。各事件について、頭に入れておきましょう。

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