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オゾン層の形成と生物の陸上進出

 改訂2版「eco検定テキスト」(東京商工会議所編著)からの引用。

 大気中の酸素濃度の上昇により、6億年前にはオゾン層が形成されるようになり、生物に有害な紫外線を吸収し、それまで紫外線が届かない海中でしか生存できなかった生物の陸上進出が可能となりました。
 約5年前に植物、4億年前には動物の陸上進出が始まり、やがて木性シダ類の森林もでき、豊かな陸上生態系が形成されたと考えられています。石炭は、このシダ林が地殻変動等で地中深く埋まって化石化したもので、石油とともに化石燃料として、私たちの生活になくてはならないエネルギー資源となっています。
 約6千5百万年前には、それまで繁栄を続けた恐竜が絶滅し、現在に続く哺乳類の時代となりました。大隕石の衝突による環境変化が原因とされています。化石調査等から5回確認されている生物の大絶滅は、このような環境の急激な変化によるものと考えられています。(p.25)

 オゾンとは、酸素原子が3つつながったものです。ちなみに酸素は、酸素原子2つからできています。オゾンは、酸素よりも反応性が高く、太陽から降り注いでくる生物にとって有害な紫外線領域(UV−C波)の電磁波を吸収してくれます。このシステムが地球上にあらわれるまで、生物は海中から外にでることができなかったのです。
 約5億年前、ようやく生物が海中から地表に進出できる環境が整いました。地球が誕生して41億年がたっています。

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