昨日、夜半に雪が降ったのか、朝起きて外にでたら雪景色だった。たぶん、今年一番冷え込んだ朝だと思う。ラジオでは、埼玉の朝の気温がマイナス3℃だったと言っていた。
 チャールズ・サイフェ著「異端の数ゼロ――数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)」を読み終わった。非常におもしろかった。特に、複素平面が実は球であることを書いた部分は、おもしろかったし、分かりやすかった。
 「歴史上、ゼロと無限大は常にその特異性から無視されたり、恐れられたりしていた。そのことが、数学や物理の発見を遅らせてきた。」ことなどが書かれており、全体を通して読まないと本の面白味が伝わりににくい構成になっているので、あえて引用は避けた。
 ぜひ、一読をおすすめする。