地球温暖化が人為的要因によること

 昨日、国立環境研究所の江守さんの講演を聴いてきた。お題は、「地球温暖化の現状と将来予測」。
IPCCの第四次報告を使用したわかりやすい説明だった。地球温暖化は人為的な要因によるものであること。化石燃料の使いすぎが原因で大気中に温暖化ガスが必要以上に溜まってしまっているという話だった。
 話を聞いているうちに、人為的要因によるもので良かったと思えてきた。もちろん、この問題を解決していくことは難しいことだと思うが、人為的ならば、何とかなる可能性もある。ところが、もし、温暖化の原因が人類が予想することができない要因によって起きていたら、どんなに知恵を出し合っても解決できる可能性がほとんど無くなってしまう。例え、予測可能な自然要因であっても、その原因が太陽などの他の惑星によるとなった場合、ほとんど手の打ちようが無くなってしまう。
 人間が犯した罪ならば、人間の知恵でなんとかしていくしかないと開き直ることも可能だ。