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ハリセンボン 箕輪はるかさん肺結核(読売新聞ニュース)

覚書

ハリセンボン・箕輪さん入院の波紋…侮れない肺結核

 人気お笑いコンビ、ハリセンボンの箕輪はるかさん(29)が肺結核で入院したことが波紋を広げている。

 「過去の病気」と思われがちな結核だが、実は国内で毎年約2万5000人以上が発病する感染症。どんな病気なのだろうか。

 厚生労働省などによると、結核は、「結核菌」が体内に入ることで引き起こされる。主に肺で菌が増殖して発病。せきやタンが止まらなくなる。

 だが、体内に入っても免疫が正常に働けば簡単には感染しない。また、感染しても発病するのは免疫力が落ちた人などで、その割合は5〜10%とされる。現在は投薬治療で完治する。

 1950年の結核による国内の死亡者は12万1769人(人口10万人当たり146・4人)で死因別のトップだった。その後、治療薬の開発や感染防止対策などが進み、2007年は2188人(同1・7人、死因別で27位)まで減少した。ただ、07年の新規発病者は2万5311人で、人口10万人当たりでは19・8人。カナダ(同4・4人)や米国(同4・5人)などの先進国と比べるとかなり高い。

 結核菌は、発病者がくしゃみやせきをした時に飛まつに乗って、周囲の人に感染する。感染から2年以内に発病するケースが多いが、中には数十年後の発病もあるという。

 東京都内の保健所は管轄区域のテレビ局などに対し、箕輪さんと接触した共演者やスタッフを洗い出すよう指示したが、テレビなど週9本のレギュラー番組を持つ人気タレントだけに、「調査対象者がどこまで増えるか見当もつかない」(都福祉保健局)という。所属事務所「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」によると、相方の近藤春菜さん(26)は発病していないが、6日に血液検査を受け、今週中にも感染の有無が分かるという。

 都が6日に設けた専用電話には、箕輪さんが出演した東京・新宿の劇場「ルミネtheよしもと」に足を運んだ観客を中心に、7日午後8時までに677件の相談が寄せられた。

 都福祉保健局は「劇場などの広い空間では、菌が拡散して、人が感染する可能性は低い」として、パニックを起こさないよう呼びかけている。

 とはいえ、軽く見てはいけない。結核予防会結核研究所(東京都清瀬市)の石川信克所長は「最近は医者でも結核を疑わないケースがあるが、放っておくと自分の命だけでなく、周囲に感染を広げる危険性もある。せきが長引くようなら感染を疑い、早めに診察を受けてほしい」と指摘する。

(2009年4月8日10時11分 読売新聞)

 ここ数日、肺結核が話題となっている。タレントの箕輪はるかさんが感染したというニュースが流れ、徐々に波紋を広げつつあるようだ。
 去年の健康診断で、肺に花火が広がったようなたくさんの影があると、指摘され、精密検査の結果、肺結核との診断を受けた。幸い、排菌(咳や痰と共に結核菌が空気中に出されること)していなかったので、入院することもなく、投薬治療で事が済むことになった。
 現在、治療を初めて、4ヶ月目に入っており、当初より薬の数が二種類減って、3種類になっている。治療には、半年から9か月かかるそうだ。
 保健所に届けを出さなければならない病気のため、近所の越谷保健所へ担当医から報告がなされている。保健所では、治療の方法と経緯、完治後2年間の保護観察を行うそうだ。保護観察といっても、電話による確認だけで、本当に観察されるわけではない。
 ちょっと、煩わしい部分はあるが、普段とほとんど同じ生活を送れている排菌してしまうと、箕輪さんのように入院となり、感染がどの程度起こっているかを保健所も調査しなければならなくなる。本当にお気の毒なことだ。