ウォーキングマシン

 昨日、初めてウォーキングマシンを利用してみた。
 このところ、土日に何度か訪れているあけの健康館(700円でプールとトレーニングルームと温泉が使い放題の施設)で、以前から気になっていたトレーニングルームに足を踏み入れた。
 前日は、プールを利用したのだが、プール内をウォーキングしている人(泳いでいる人よりも圧倒的に多い!)の水流に流され、うまく泳ぐことができなかった。最後の5メートルなんかは、手を回していないと後ろに後退してしまうほど圧力がかかる。
 そこで、気分転換もかねてトレーニングルームを利用してみることにした。
 以前から、トレーニングルームを利用することを考え、シューズとトレーニングウェアを購入し、来館のたびに持ってきていた。今回、それを初めて利用することができた。ただ、準備不足だったのは、下着も用意すべきであった。水泳の場合下着の替えは必要ないので、気がそこまで回らなかった。
 さて、トレーニングルームに入り、使用ルールをまず確認する。所定の用紙に名前と入館時刻を記載し、その後はどのマシンを使用してもいいらしい。どんなマシンがあるのか聞くと、山登りを想定したマシンやランニングマシンなどがあるという。でも初めてであればウォーキングマシンがいいのではとのアドバイスをいただき、それに挑戦することにした。
 ウォーキングマシンは、時速8キロメートルまで出る。スタートボタンと速度を速くするボタンが共有で、そのほかに速度を遅くするボタンと停止ボタンとがある。また、表示を変更するボタンがあって、速度、経過時間、経過距離、使用カロリーの表示を切り替えることができるようになっている。
 歩き出したら、マシンの前方をなるべくキープするように指示される。マシンの半分を超すとセンサーが働かなくなり、マシンが止まってしまうそうだ。危険防止のためらしい。
 はじめ、時速4キロメートルぐらいでスタートする。このスピードだと普段ゆっくり歩くスピードぐらいだ。その後、6キロメートルまで速度を上げる。ちょっと早足程度のスピードとなる。この辺から左右に少し身体がぶれ出す。普段いかに、左右のバランスを崩して歩いているかがわかる。
 10分ほどこのスピードで歩いた。慣れてくるとこのスピードでは物足りない。そこで、7キロメートルまで上げてみる。これはかなりの早足だ。このスピードまで上げると汗が額をぬらし始める。背中にも汗が流れる感じが伝わってくる。そのまま、距離3キロまで続けた。
 ここまで、続けたのだから、少し走ってみようと思い立った。速度を8キロまで上げる。このスピードだと歩くのは無理になる。軽くジョギングするペースとなった。距離5キロまで走ることにした。速度8キロは、それほど身体に負担がくるスピードではないため、何とかクリアできた。利用時間をみるとちょうど45分だった。消費カロリーは400キロカロリー。やはり水泳の方が効率的なような気もする。
 実は、マシンに「1セット35分」と書かれていたので、自主的に35分(ちょうど4キロ程度)で終わろうとした。ところが、監視員の人が来てくださって、ウォーキングマシンは、35分以上利用することができると説明してくれた。「これでもう終了できる」と思っていたのだが、やめるにやめられず45分まで走り続けたというのが実情であった。
 当分、ウォーキングマシンを使い時速8キロで走ってみたい。10キロを目標にしようと思っている。10キロが達成できたらランニングマシンにも挑戦してみたい。こちらは時速16キロメートルまで出るそうだ。