禁煙2ヶ月

 今日で、禁煙2ヶ月となる。当初、薬を使用してタバコをやめる予定だったが、結核の薬との相性が悪く、最初の2週間ぐらいしか薬の力を借りずにすんだ。
 タバコをやめると、胃腸の吸収が高まるため、体重は2〜3キログラム増えた。けっして、食べる量が増えたわけではない。あくまで吸収が良くなったためだ。
 ただ、味覚と臭覚に変化が見られる。例えば、喫煙時にも食べていた吉野屋の牛丼の味が微妙に異なって感じる。それをおいしいと感じるかは個人によるのだろうが、自分にとっては、おいしいという方向では無いような気がする。
 また、喫煙していた頃は、気にならなかった衣服に染み付くタバコの臭いが気になるようになった。今日も朝、通勤電車の中でタバコの臭いがどこからともなく漂ってくるのを感じた。電車が駅に止まり、乗客が乗り降りした後でのことだ。おそらく乗ってきた人の中に数分前タバコを吸った人が必ずいる。ふと見渡すと、そこに高校生がいたが、恐らく彼ではないと思う。服の臭いを嗅ぎまわるのも何なので、それ以上詮索しなかったが、このように、タバコを吸ってきた人の臭いはすぐにわかるようになった。
 恐らく、タバコを吸っていたときは、味覚と嗅覚が鈍感になっていたのだろう。