力の大きさ

 (財)エネルギーセンター編「エネルギー管理士試験講座 熱分野・電気分野共通〈1〉エネルギー総合管理及び法規」からの引用。

 力の大きさは、力の大きさを測る単位を決めることによって、定量的に表現することが可能になる。
 力の単位としては、ニュートン〔N〕が用いられる。1Nは、1kgの質量を持った物体に外力を加えた場合に、その物体が1m/s^2の加速度を与える力である。質量は、場所によって異なることはなく、物質固有の量である。質量の単位はキログラム〔kg〕で表される。

 ちょっと表現がわかりにくいが、ある力を物体に1回与えると、空気抵抗や摩擦による抵抗がないとした場合、力を加えられた物体は等速運動(速度が一定)する。
 また、一定の力を与え続けるとその物体は等加速度運動(速度が一定の割合で上がっていく)する。
 自由落下運動の場合、空気抵抗などがないとすると数値が一定である重力加速度のみを受けるので、等加速度運動をすることになる。