グリップ

 高松志門著「【送料無料】非力のゴルフ [ 橘田規 ]」からの引用。実は、3年前からアプローチウィップスにかかって、未だに直っていない。最近、アプローチに限らず、バックスイングからダウンスイングへの切り返しのタイミングに違和感を感じていることにあらためて気づいた。実はアプローチウィップスではなく、切り返しのタイミングがとれないために、アプローチでも完全に体の回転が止まってしまっていたのである。
 それでは、切り返しのタイミングをどうするか?いろいろの本を読んでもこれだというしっくりしたものが見当たらない。「腰を平行に打球方向に移動する。ただし、頭は動かさない。」こう書いてある本があるが、実際、そんな複雑な動作を実行しようとするとそればかりが気になり、スイングにならなくなる。さて、どうしたものか。今読んでいる高松志門の「非力のゴルフ」もウィップスを解決する手だてになるかはわからない。
 しかし、書かれていることをまとめて確認してみようと思う。そこで、まずは、グリップ。

  • グリップは、できるだけ左手の指の間隔を詰めて握ることである。
  • 左手をフィンガーグリップにして、小指、薬指、中指の三本の指の第一関節と第二関節にグリップを添え、指だけでにぎり込む。
  • そこに右手の薬指と中指の付け根を当てる。
  • 親指は、グリップに添えているだけで、けっして強く握ってはいけない。

 フィンガーグリップというのは、指だけでにぎり、手のひらを使わないにぎり方のようだ。左手の指の感覚をなぜ詰める必要があるのかは不明だ。クラブを速く振り抜くために、なるべく緩めにグリップを握ることを勧めている。