色の話しⅡ:色の混合と3原色

細野秀雄・神谷俊夫共著「透明金属が拓く驚異の世界」(ソフトバンククリエイティブ)からの要約。

  • 光を混ぜる場合とインクなどを混ぜる場合で混合した色は全然違う。
  • インクの場合は、白色光からインクが吸収した光を除いた色(補色)を見ている。
  • インクのように混ぜるとどんどん光が吸収されて暗くなっていく場合の色の混合を「減法混色」という。
  • 光は、違う色の光を混ぜていくと、光の強度が大きくなるので明るくなっていく。
  • 光の混合を「加法混色」という。
  • 加法混色の原色:赤(R)、青(B)、緑(G)
  • 減法混色の原色:青緑(シアン:C)、赤紫(マゼンタ:M)、黄(イエロー:Y)
  • 加法混色の混合色:R+B=赤紫(マゼンタ)、R+G=黄、B+G=青緑(シアン)、R+B+G=白
  • 減法混色の混合色:C+M=青、M+Y=赤、Y+C=緑、C+M+Y=黒