セルフレジ

 昨日、スーパーマーケットショーで、セルフレジなるものを見た。スイカなどの電子マネーが普及し始め、お金の管理を企業側が人手を使って行わなくてもよくなるようになったために開発されたものだろう。店員さんがいちいちレジを打つ時代からセルフレジの時代に移ろうとしている。
 ただ、いくつか心配なことがある。作業になれていないお客さんがセルフレジを扱うことでレジが混むのではないかとか、レジは他のATMなどに比べて軽量だろうから簡単に盗まれる危険性はないかなど。でも、そんなことはすでに想定されているのだろう。
 子供の頃レジでお姉さんがレジのボタンを押して、最後にレジの引き出しが開くときにチンという音がして、お金がそこから出てくるのを不思議に思ったものだ。あの頃は、お金がどこから来るのかもわかっていなかった。今では、バーコードで商品の価格を読み取り、ボタン操作などほとんどしないでいようになっている。おつりもお金をレジに投入すれば自働で出てくる。レジボタンを押す必要がないのだ。店員さんの作業は非常に楽になっている。そしてレジの効率は確実に上がっている。
 サービス向上という面では、かなり昔よりもアップしていると思う。人手を省き合理化するために、セルフレジを導入するときに、このサービスの向上とのギャップが出ないのであろうか。そこだけが気になる。