学者の姿勢について

 被告がホームーページで書いた内容は、学者が発言を行うときの姿勢について注意換気したものです。特に、原告を中傷して書いてはいません。ところが、原告弁護側は、最初から環境ホルモン推進派と否定派の対立があり、その中で今回の訴訟が起きたという筋書きに持っていきたいらしく、尋問の節々にそのような内容を盛り込んでいました。しかし、もしそれが、根本にあるのだとしたら、それこそ学問の世界でやり取りすればいいことで、名誉毀損という訴訟で行う内容ではないと思います。もちろん、被告弁護側は、この議論は無視していました。