白インゲン豆の結末

 TBSの番組で白インゲン豆を炒ってご飯にかけるダイエット法を見た視聴者が、このダイエット法を行って、嘔吐、下痢などを起こした事件について、食品安全委員会がコメントをホームページ上に掲載している。これで、一段落といったところか。
 豆は、十分に水に浸し、柔らかくなるまで煮る本来の食べ方で食べるのが一番と結論づけている。間違っても、同じようなダイエット法には、引っかからないようにしたいものだ。

白インゲン豆の摂取による健康被害事例について


 平成18年5月6日にテレビ番組で紹介された調理法により調理した白インゲン豆を摂取した者が、嘔吐、下痢等の消化器症状を呈するという健康被害事例が報告されました。
 インゲン豆は生、もしくは加熱不足の状態で摂取すると嘔吐や下痢等の消化器症状を起こすことが知られています。
 本来、インゲン豆の調理において、水に十分浸し、柔らかくなるまで煮るのは、おいしく食べるという目的ばかりではなく、有害な成分を無害化するという目的もあります。通常の調理法で調理すれば、食品安全上問題はありません。


食品安全委員会ホームページより