黒体放射

近藤純正著「地表面に近い大気の科学」から。5/11の地球温暖化の資料の補足資料。

 太陽、地球、大気などあらゆる物体の出す放射量の大きさはその温度に依存する。放射量の大きさは、最大の放射量を出す黒体を基準にするとわかりやすい。あらゆる物体は、たえず電磁波を放射している。放射されるエネルギー量は、その物体の性質と温度による。一般によく放射する物体は入射してきた放射をよく吸収する。与えられた温度で最大のエネルギーを放射する仮想的な物体を黒体という。
(中略)
 黒体のもつ全放射エネルギーは、
J=\sigmaT^4
\sigma=5.67\times 10^8Wm_2
となる。これをステファン・ボルツマンの法則という。\sigmaは、ステファン・ボルツマンの定数である。
(中略)
 単位波長当たりの放射強度が最大となる波長\lambda_mは温度が低くなるにしたがって長くなる。これをウィーンの変位則で表せば、
\lambda_m=\frac{2897}{T}\lambda_m\mum、TK
となる。

tex記法のテスト

 上記で、tex記法を使ってみた。まだ、理解できていないので、うまくいかない。数式を中央揃えしたかったが、出来ていない。将来的には、Latexを理解して使用したいが、なかなか難しそう(^^);