佐川急便、宅急便のクレジット決済で特許を獲得

 日経新聞の今日の記事。佐川急便に「eコレクト」がビジネスモデル特許として認定を受けたというもの。

 佐川急便は29日、宅配便の配達時の支払いでクレジットカード決済ができるサービス「eコレクト」がビジネスモデル特許として特許庁から認定を受けたことを明らかにした。物流との組み合わせによる決済サービスでの特許取得は珍しい。同社は今後、宅配便を手掛ける同業他社に対し有償でこのサービスのライセンス供与を進めるとともに、サービス事業の拡大を目指す。
 eコレクトの特許はジェーシービーと共同で取得した。同サービスは荷主から受け取った荷物の配達時に、ドライバーが専用機器を使ってクレジット決済による代金回収業務も請け負う仕組み。通信回線を使ってクレジット会社の決済サーバーに接続し、即時決済手続きができる。 (07:00)
TITLE:NIKKEI NET:企業 ニュース
DATE:2006/03/30 09:08
URL:http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20060330AT1D2906T29032006.html

 前から思っていたのだが、ビジネスモデル特許の新規性はどのように判断されるのだろうか。特許内容を確認していないので詳しい内容はわかないが、記事に書かれている部分に新規性は見られないと思う。ライセンス契約にかかる費用は、結局使用者が払う形になる。こういうサービスは、利用者の利便性向上を目的にしているのだから各企業で努力していけばいい内容だと思う。