環境ホルモン訴訟

被告口頭尋問

12月1日に被告に対する口頭尋問が行われた。今回は傍聴に行けなかったので、環境ホルモン濫訴事件掲示板を参考にコメントする。 今回の尋問では、両陣営の弁護士の質の差が大きくでたかたちになっているみたいだ。被告側弁護人の尋問は、非常にまとまった…

予防原則というマジック

10月27日の原告尋問での松井氏の発現を聞いていると、リスクコミュニケーションのパネルディスカッションで、環境ホルモンを扱う場合、予防原則の立場に立って、研究を進めるのがよいと言いたかったみたいだ。当日使われたレジメを見ると、最後の一枚の…

原告証人喚問

昨日、横浜地裁で行われた環境ホルモン訴訟の原告証人尋問を傍聴してきました。何が名誉毀損にあたるのか、この尋問で明らかになることを期待して、傍聴したのですが、原告側は、今までの主張を繰り返しただけで、心の中にあるモヤモヤが消えることはありま…

第7回口頭弁論

今回も、傍聴できなかったが、被告が提出した準備書面(3)と意見書が環境ホルモン訴訟事件:中西応援団のホームページで公開されている。 被告が提出した準備書面によると、原告は、訴状請求原因第2の2項(2)(=5ページ)において、問題の事実摘示と…

「[http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20060426/p1:title=総表現社会と村上春樹の言葉]」から

「ウェブ進化論」を書いた梅田望夫さんのブログで、柴田元幸著「翻訳教室」の中に収録されている村上春樹氏が柴田教授の授業に遊びに来た模様が引用されている。 村上春樹は、真偽のほどはともかく、自作へのプロ(批評家・文芸評論家など)による評価・評論は…

準備書面(3)の原告側の意見

へたれドクターの突撃日記で、第六回口頭弁論で提出された原告側の準備書面からの引用と意見が述べられている。引用部分は、下記のとおり。 こうした状況下にあって、「環境ホルモン問題は大した問題ではない」という意見から、「未解明なことは数多くあるが…

要約と[http://www.i-foe.org/suitor/index.html:title=準備書面(3)]の主張

シンポジウムでの松井氏のプレゼン内容を要約してみました。どうも松井氏は、環境ホルモン研究が大事であるというよりも、マイクロアレイという研究手段が、生命の秘密を解き明かす大変有効な手段であり、これを有効活用できる次の研究テーマとしてナノ材料…

環境ホルモン訴訟に関して、新たな事実が[中西先生の雑感に掲載されている。 原告は、次のように訴え続けている。 「環境ホルモンは終わった、今度はナノ粒子の有害性を問題にしようという意味である」という中西が書いた記事によって、「研究対象を短期間で…

第六回口頭弁論

4月14日(金)、横浜地裁で環境ホルモン訴訟第六回口頭弁論がおこなわれた。今回は、残念ながら傍聴することは出来なかった。環境ホルモン濫訴事件:中西応援団のホームページやその関係者のブログを見ると、今回は原告のパフォーマンスもなく、粛々とおこな…