岸本佐知子著「ねにもつタイプ」(筑摩書房)からの引用。 幼いころ、私には何でも話せる無二の親友がいた。 それも三人。名前は、大きい方から順に、大ニグ、中ニグ、小ニグといった。 ふだん、ニグたちは、ただの毛布のように見える。正方形の、薄手のウー…
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